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86 / (1st)

Sound of Confusion



(1) Losing Touch with My Mind
(2) Hey Man
(3) Rollercoaster (13th Floor Elevators cover)
(4) Mary Anne (Juicy Lucy cover)
(5) Little Doll (Stooges cover)
(6) 2:35
(7) O.D. Catastrophe

94年リーイッシュ盤ボーナストラック
(1) Walkin' With Jesus
(2) Rollercoaster (Extended Version) (Erickson, Hall)
(3) Feel So Good
(4) 2:35 (Demo)

曲の半分がカバーで構成されていて
オリジナル曲もHey Man = ゴスペルソングのAmen
O.D. Catastrophe = StoogesのTv eye
といったように既存の曲を下敷きに作成されています。

じゃあ、オリジナル性が無いかと言えば
音に関しては1stの時点で既に
Spacemen 3にしか出せない強烈な個性が出ていて
強烈なギターノイズとフランジャーが混ざり合った音は
マイブラ(My Bloody Valentine)の音楽性を
変えさせるきっかけとなり
メリーチェイン(Jesus and Mary Chain) と共に
シューゲイザーの元祖と呼ばれています

メリーチェインが外に向かっていくサウンドに対して
Spacemen 3のサウンドは内へ内へ向かうようなサウンドで
激しくなればなるど、冷めていくような感じが
最高にCoolなインナーガレージロックです。

94年にCDでリーイッシュされており
そちらにはボーナストラックが数曲付いており
ジャケットも一新されています。


87 / (2nd)

The Perfect Prescription



(1) Take Me To The Other Side
(2) Walkin' With Jesus
(3) Ode To Street Hassle
(4) Ecstasy Symphony
(5) Transparent Radiation (Red Krayola cover)
(6) Feel So Good
(7) Things'll Never Be The Same
(8) Come Down Easy
(9) Call The Doctor

96年Taang盤ボーナストラック
(1) Soul 1
(2) That's Just Fine
(3) Starship (Sun Ra cover)
(4) Ecstasy

1stのガレージロック路線要素は薄れ
ミニマルなサイケデリック要素が強くなったアルバム
個人的にはSpacemen 3の最高傑作は
この2ndか3rdのどちらかになります。

ドラムとベースの存在感は薄れ
弾き語りに近いようなスタイルで
フワフワしたオルガンの音と
リバーブ・ディレイが深くかかった音が
ドラッギーで催眠的です。
とりわけTransparent Radiationの
レコーディングには力を入れてたらしく
何時間もセッションをしていたらしいです

Transparent RadiationはSpectrumのライブ
Walkin' With JesusはSpiritualizedのライブで
お馴染みのナンバー
その他Take Me To The Other Sideや
Things'll Never Be The Sameも
Spiritualizedのライブで演奏する事があるナンバーで
Spacemen 3のアルバムの中では
マストで押さえておきたい1枚!!!

こちらも96年にCDでリーイッシュされており
リーイッシュ盤には数曲ボーナストラックが付きます。

88 / (Live)

Performance



(1) Mary-Anne (Juicy Lucy cover)
(2) Come Together (MC5 cover)
(3) Things 'll Never Be the Same
(4) Take Me to the Other Side
(5) Rollercoaster (13th Floor Elevators cover)
(6) Starship (MC5 cover)
(7) Walkin' with Jesus

3rdをリリースする前のライブ盤
Live at the New Morinigや
Spacemen Are Go!のリマスター盤が
リリースされるまでは、綺麗な音で聴ける
ライブ盤として重宝していました。

2ndと同様、このライブ盤もバージョンが
多数あり、O.D. Catastropheが収録されている
バージョンが一番お気に入りです。
まさにカタストロフィを感じる激しい演奏です。

Spacemen 3のライブは大抵、強烈なトレモロとFuzzで
構成されていて、このライブ盤も同じ
Mary-AnneやWalkin' with Jesusのような
他のライブ音源であまり聴けないナンバーが
入っているのも嬉しいです

89 / (3rd)

Playing with Fire



(1) Honey
(2) Come Down Softly to My Soul
(3) How Does It Feel?
(4) I Believe It
(5) Revolution
(6) Let Me Down Gently
(7) So Hot (Wash Away All of My Tears)
(8) Suicide
(9) Lord Can You Hear Me?

01年Space Age盤ボーナストラック
(10) Suicide (Live)
(11) Repeater (How Does It Feel?) (Live)
(12) Che
(13) May the Circle Be Unbroken
(Traditional song cover)
Disk 2
(1) Honey (Demo)
(2) Let Me Down Gently (Drum Mix)
(3) How Does It Feel? (Alternative Version)
(4) Suicide (Alternate Mix)
(5) Lord Can You Hear Me? (Demo Vocal)
(6) I Believe It (Alternate Mix)
(7) Che (Maracas Mix)
(8) Any Way That You Want Me (Demo)
(9) Girl on Fire (Demo)

Spacemen 3の最高傑作を考える時、
2ndと3rdどちらか悩むのですが、
今の気分は3rdかな。
2ndのサイケ路線を更に追求し、
Spacemen3でしか鳴らせない、
唯一無二の音に辿り着いた名盤だと思っています。

JasonのうねりまくりのWahFuzzギター
Sonicのドローンシンセ音
後のSpiritualizedやSpacetrumの
象徴となるような音を多数聴く事が出来ます。
その二つの音が火花を飛ばす化学反応のように
バチバチ混ざり合っていて、
正にタイトル通りなアルバムです

当時2人はバンドメンバープレイを
あまり信用しておらず
Bass、Drumnのリズム隊の音が
異様に引っ込んだMixになっており(特にDrum)
全体像がぼやけた音は、後のポストロック系バンド達にも
多大な影響を与えております。

80年代にこんな音楽をやっていた事に驚愕させられる
プロトタイプ音響系サイケともゆうべき、名盤



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