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92 / (1st)

Lazer Guided Melodies




REISSUE盤


(1) You Konw It's True
(2) If I Were With Her Now
(3) I Want You
(4) Run
(The Velvet UnderGroundの"Run"
J.J.Caleの"Call Me The Breeze"から
フレーズの引用有り)
(5) Smile
(6) Step Into The Breeze
(7) Symphony Space
(8) Take Your Time
(9) Shine A Light
(10) Angel Sight
(11) Sway
(12) 200 Bars

Spiritualizedの初期のメンバーは
Sonic Boomを除いたSpacemen 3の
メンバーであった為
音はSpacemen 3延長線上の
音響ミニアルサイケ。

初めて聴いた時は、宇宙遊泳よりこっちの方が
宇宙な感じがしました。
最初の"You Konw It's True"が好きで
この曲聴いた時
The Velvet UnderGroundのSunday Morningを
思い出したりもしました。

初回プレスは4曲構成にまとめられていて
これはジェイソンのアルバム単位で
楽しんで欲しいとの思いから
こうゆう仕様になっています。

ライブで定番の"Shine A Light"や
"Take Your Time"も含まれています。
サイケなインストが所々に入っており
サイケデリック度が高く
浮遊感を感じるようなアルバムです。

(REISSUE盤感想)
REISSUE盤はmp3音源でも
音質の違いが分かる程
クリアな音質になっています。

更に細かな音が分かるようになった事で
このアルバムのサイケデリック感を
新たに楽しめるようになったと思います。
Pitchforkでも9.0の高得点

93 / (Live)

Fucked Up Inside




(1) Take Good Care of It
(2) I Want You
(3) Medication
(4) Angel Sigh
(5) Walking With Jesus
(6) Shine a Light (Clear Light/Clear Rush)
(7) Smiles

ライブ盤、ライブ会場限定販売で
確か5000枚程度だったはずです。
今はアナログ盤が再発されたので
Amazonで簡単に手に入ります。

この頃のライブ音源はブートも
少なく有難い1枚。
ノイズよりもサイケデリック色が強い音で
スタジオ盤かと思う程
サウンドエフェクトがかかってます。
正に宇宙に吹っ飛ぶようなライブアルバム
でも最後の"Smiles"のノイズ地獄は凄まじいw

音源はジザメリ、ダイナソーJr、マイブラ、ブラーと
一緒に行った「ローラコースターツアー」から
このツアー自体、スピは途中で抜けています
何故ならジェイソンはジザメリの事が
あまり好きじゃなかったからwww
ジャケットはエフェクターが
シルバーに光っている仕様

95 / (2nd)

Pure Phase








REISSUE盤


(1) Medication
(2) The Slide Song
(3) Electric Phase
(4) All of My Tears
(5) These Blues
(この曲はDemoでSpacemen 3Verの音源もあり)
(6) Let It Flow
(7) Take Good Care of It
(8) Born, Never Asked
(Laurie Andersonのカバー)
(9) Electric Mainline
(10) Lay Back In The Sun
(11) Good Times
(12) Pure Phase
(13) Spread Your Wings
(14) Feel Like Goin' Home

音響サイケの超大傑作。
アルバムに対してジェイソンは
「メロディに関してはどうでもよかった
このアルバムに関してはサウンドの集合体、
サウンドエフェクトが全てなんだ」と語っていたように
サイケデリックでSpiritualizedのアルバムで
一番宇宙を感じるアルバム。

正にPure Phase(Phaseはリアルタイムの音と位相を
変えた音の2つの波の干渉を利用して
音色の連続的な変化を
人工的に作り出すエフェクター)
宇宙服を着ているジャケット通り
3rdよりこっちの方が宇宙遊泳な感じ
特に13曲目の"Spread Your Wings"は感動的で
自分の中では世界一好きなサイケデリックソング。

またこの年Sonic BoomもSpectrum名義で
大傑作「Highs, Lows And Heavenly 」を
残しています。
初回盤は蛍光塗料が塗ってあり、暗闇で光る仕様


(REISSUE盤感想)
今回のREISSUE盤もめたくそに音が良いです。
そして興味深かった事が、このアルバムの制作秘話。
このアルバムのPhase音は意図的に作ったものでは無く、
John Coxonの何気ないアイディアで生まれたとの事。

その内容は完成したMixは2つあり、
どちらにするかをjohn Coxonに相談した所、
2つを混ぜちゃえばと
その結果、このPhase音が出来たとの事です。

ただ混ぜたMixは脆く、その崩れの補強は
過酷な作業になり、その辛い作業を
献身的に支えてくれたのがKyteだったとの事です。

2つのMixを混ぜるとゆう型破りな作り方、
jasonもベストな録音方法だったと振り返っています。
2枚同時再生で聴く事が、このアルバムのお勧めの
聴き方らしいので、いつかやってみたいです。
インタビュー最後にこのアルバムを最後に聴いた時の
思い出をこう振り返っています。

「嵐の夜に高速道路を車で走らせながら、
Pure Phaseをかけた
 それが今でも、心の中に残っていて、
聴くとその事を思い出す。
 この奇妙な渦を巻くPhase音が、
 中毒性のあるドローンの世界を作り出しているんだ」

  95 / (DJ Record)

Pure Phase For DJ




2nd 「Pure Phase」のDJ用アナログ盤
2nd、12曲目「Pure Phase」のC〜Fのオクターブを
33回転と45回転の2トラックずつ収録されていて
アナログレコードを使ってPhase音を作りだすとゆう品物
なかなか手に入らないので、回す事は殆ど無いけど
回したら脳が溶けますwww

97 / (3rd)

Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space








REISSUE盤


(1) Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space
  (Elvis Presleyの"Can'tHelp FallinginLoveの
  歌詞の引用あり)
(2) Come Together
(3) I Think I'm in Love
(4) All of My Thoughts
(5) Stay with Me
(6) Electricity
(7) Home of the Brave
(8) The Individual
(9) Broken Heart
(10) No God Only Religion
(11) Cool Waves
(12) Cop Shoot Cop…
(John Prineの"Sam Stone"から歌詞の引用あり)

Spiritualizedの代表作
1stから少しずつ現れてた
ゴスペルやソウルミュージックの
影響がはっきりと出たアルバム。
限定版で薬のタブレット仕様のタイプもありました

ゲストはニューオリンズの名ピアニスト「Dr.john」
「 London Community Gospel Choir」
そういった伝統的な音楽のミュージシャンを
迎える一方
ドラムンベースユニットの
Spring Hell Jackのメンバーが
参加していたり、アルバムの至る所で
ノイジーな演奏や音響的アプローチも聴けます。

このアルバムでジェイソンがやりたかった事は
ゴスペルやニューオリンズサウンド等の
伝統的な音とノイズミュージックや
ドラムンベースといった新しい音を
融合したかったのかなとか思ったりします。

一番最初に聴いたスピのアルバムで
1曲の"宇宙遊泳"を聴いた時は
20回位連続リピートしました。
11曲目の"Cool Waves"も
目から鱗の衝撃でした。
ロック史に残る
永遠の名盤です。

(REISSUE盤感想)
3枚目からは、ゴスペル、ストリングスが入り、
音数が増えたので、今回のREISSUEの効果が
よりはっきりと分かります。
埋もれていた音がはっきりと聴こえるようになり
CD音源でも、凄まじく音が良いです。
ジャケットは前の方が良かったですが、
このアルバム聴いて感動した人なら
マストバイな感動的な音になっています。

98 / (Live)

Royal Albert Hall, October 10, 1997 Live




Disk 1
(1) Intro
(2) Shine a Light
(3) Electric Mainline
(4) Electricity
(5) Home of the Brave
(6) The Individual
(7) Medication
(8) Walking with Jesus
(Spacemen 3時代の曲)
(9) Take Your Time

Disk 2
(1) No God Only Religion
(2) Broken Heart
(3) Come Together
(4) I Think I'm in Love
(5) Cop Shoot Cop...
(6) Oh Happy Day
(Edwin Hawkins Singersのカバー)

97年のRoyalAlbertHallでのライブ。
2枚組でDisk 1がバンドのみの演奏
Disk 2がゴスペル隊、ストリングス
ホーンを入れた
大所帯のバンド形式の演奏

Fucked Up Insideと比べると
演奏能力も音楽性の幅も
数段レベルアップしています
特にDisk 2の演奏は圧巻
激しいノイズの中にも
はっとする美しさがあります。
Oh Happy Dayの覇音ギターカバーも
素晴らしい出来

音が小さめな所がちょっと不満
このライブ盤を聴く時には
音量少し大きめで聴いて欲しいです。
本当に最高過ぎるから

01 / (4th)

Let It Come Down






REISSUE盤


(1) On Fire
(2) Do It All Over Again
(3) Don't Just Do Something
(4) Out Of Sight
(5) The Twelve Steps
(6) The Straight And Narrow
(7) I Didn't Mean To Hurt You
(8) Stop Your Crying
(9) Anything More
(10) Won't Get To Heaven (The State I'm In)
(11) Lord Can You Hear Me
(Spacemen 3時代の曲)

100人構成で録音された
大傑作ゴスペルアルバム。
分厚いオーケストラサウンドと
ゴスペルの合唱が感動的です。
曲もミディアムテンポの
壮大な曲が大半を占めます。
所謂ロックバンドが
オーケストラを導入してみました的な
安ぽっさが無い所が良いですね

6曲目〜ラストまでの流れは圧巻
最初聴いた時にこの流れにやられて
こればかりずっと聴いてる時がありました。
ノイジーなギターは殆ど無いが、100人による
音圧はノイズギター並の迫力があります。

ゲストミュージシャンでLowのMimi Parkerが参加
また日本盤は左右の音のチャンネルが
逆にしてあるとゆう噂も
聞いた事があります(真相は分かりません)
初回盤は3Dジャケットのデスマスク仕様


(REISSUE盤感想)
自分の予想に反してこのアルバムが、
一番音良くなっている気がします。
この頃は宇宙遊泳のヒットも影響して、
良い環境で録音されていたとは思うけど、
100人のミュージシャンによる演奏の中には、
まだまだ隠れていた音が沢山あり、
それぞれのパートの音が、
よりクリアに聴こえるようになった事で、
隠れていた音も聴こえるようになったと思います。
あと音の感触も、全体的により優しい音になっていて、
癒しの空間に包まれます。

03 / (レア音源集)

The Complete Works




Disk 1
(1) Anyway That You Want Me
(The Troggsのカバー)
(2) Step Into The Breeze (Part 1)
(3) Feel So Sad (7" Single Version)
(4) Feel So Sad (Rhapsodies)
(5) Feel So Sad (Glides and Chimes)
(6) Run (Single Version)
(7) Luminescence (Stay With Me)
(8) I Want You ('Feel So Sad' B-Side Version)
(9) Effervescent (Chimes)
(10) Why Don't You Smile Now
(Lou ReedとJohn caleが
The Velvet UnderGroundを
始める前に作った曲のカバー)
(11) Sway


Disk 2
(1) 100 Bars (Accapella)
(2) I Want You ('Run' B-Side Version)
(3) You Know It's True (Instrumental)
(4) Medication ('Medication' EP Version)
(5) Smiles ('Medication' Promo Single Version)
(6) Angel Sigh ('Medication' EP Version)
(7) Feel So Sad ('Medication' EP Version)
(8) Good Dope/Good Fun
(9) Lay Back In The Sun ('Electric Mainline' EP Version)
(10) Good Times ('Electric Mainline' EP Version)
(11) Electric Mainline (Part 1)
(12) Electric Mainline (Part 2)
(13) 100 Bars (Flashback)

1st〜2ndのレア音源集
この時期かなりの数の
EPやシングルを発表しているので
ファンには有難いアルバムです
サイケ色が強く
ドローンサイケ全開なアルバム

ただのレア音源を寄せ集めたアルバムでは無く
全体の流れも上手く纏まっています
特にWhy Don't You Smile Nowや
Anyway That You Want Meのカバーは素晴らしく
ドローンサイケな曲に生まれ変わっています

初期のSpiritualizedがいかにサイケだったのが
よく分かるアルバム。
1st、2ndが好きな人はマストバイ

03 / (5th)

Amazing Grace






REISSUE盤








(1) This Little Life of Mine
(ゴスペルソングのThis Little Light of Mineから
歌詞の引用あり)
(2) She Kissed Me (It Felt Like a Hit)
   (Crystals の"He Hit Me(And It Felt Like A Kiss)"から
タイトルが付いてると思います)
(3) Hold On
(4) Oh Baby
(5) Never Goin' Back
(6) The Power and the Glory
   (Kenny Wheelerがドラムを叩いている)
(7) Lord Let It Rain on Me
(8) The Ballad of Richie Lee
(Richie Leeとは2001年に自殺して
亡くなってしまった
Acetoneのvocal/bass)
(9) Cheapster
(10) Rated X
(11) Lay It Down Slow

ほぼ1発録り
オーバダブも殆ど使わず録音された
ライブ感溢れるガレージロックアルバム
ジェイソンが敬愛するStoogesを始め
60〜70年ガレージサイケの
影響が強く出たアルバム

この時期
ガレージロックリバイバルによって
巷には沢山のガレージロックバンドが
溢れていたけど
昔からずっとアンダーグランドな
ガレージロックバンドを
愛してきたジェイソンだから作れる
ガレージロックアルバムになっています。

フリージャズ界から
Evan ParkerやKenny Wheelerが参加
ただのガレージロックでは無く
フリージャズの要素を含んだ
ガレージロックになっている所も面白いです。
ソウルフルな曲も沢山入っています。

決してジェイソンのヴォーカルは
ソウルフルとは言えないけど
1発録りの生々しい音は
ソウルフルな感じがしますね
(2),(3),(4).(7)が特にお勧め。
かなり聴き込みました
これも素晴らしい名盤です。
アナログ初回盤はEP3枚を
揃えて完成するBOX仕様

(REISSUE盤感想)
REISSUE盤は少し控えめな音圧になり
綺麗な音質になっていました。
シンプルな音だからこそ
エンジニアにとってもリマスタしやすかったかも

04 / (レア音源集2)

The Complete Works2




Disk 1
(1) Let It Flow
(2) Don't Go/Stay With Me
(3) Don't Go/Stay With Me (The Individual)
(4) Broken Heart (Instrumental)(Japanese Version)
(5) Lay Back In The Sun (Single Version)
(6) Cool Waves (Instrumental)
(7) Electricity
(8) Spread Your Wings (Instrumental)
(9) Come Together
(10) I Think I'm In Love (Radio Edit)
(11) Broken Heart
(12) The X Files Theme
(13) Broken Heart (Instrumental)

Disk 2
(1) Stop Your Crying
(2) Anything More (Instrumental)
(3) Rock And Roll
(4) Out Of Sight
(5) I Didn't Mean To Hurt You (Instrumental)
(6) Going Down Slow
(7) Do It All Over Again
(8) On Fire (Live)
(9) Amazing Grace (Peace On Earth)
(10) Do It All Over Again (Live)
(11) Come Together (Live)
(12) Going Down Slow (Instrumental)
(13) Rock And Roll (Instrumental)

3th〜4thのレア音源集
Works1はサイケアルバムだったが
Work2はクラシカル雰囲気に満ちた作品です。
こちらもアルバム全体の流れがまとまっていて
レア音源集とは思えない程
クオリティが高いです。
Come TogetherやBroken Heartは
アルバム版よりシングル音源の方が好きです。
Cool WavesやSread Your Wingsの
インスト曲も美しいです

08 / (6th)

Songs in A&E






REISSUE盤






Goods




(1) Harmony 1 (Mellotron)
(2) Sweet Talk
(3) Death Take Your Fiddle
(4) I Gotta Fire
(5) Soul on Fire
(6) Harmony 2 (Piano)
(7) Sitting on Fire
(8) Yeah Yeah
(9) You Lie You Cheat
(10) Harmony 3 (Voice)
(11) Baby I'm Just a Fool
(12) Don't Hold Me Close
(13) Harmony 4 (The Old Man...)
(14) The Waves Crash In
(15) Harmony 5 (Accordion)
(16) Borrowed Your Gun
(17) Harmony 6 (Glockenspiel)
(18) Goodnight Goodnight
(Daniel Johnstonの
Funeral homeのフレーズ引用あり)

Spoiritualized史上
最もバンド感が無いアルバムです。
こうゆう作風になったのは
制作の際に手に入れた
20年製のギブソンのアコギが
強く影響しているのかな?
後Daniel Johnstonの音楽を
よく聴いてたとの事なので
その事も影響しているかも。

弾き語りスタイルの曲が多く
Harmonyとゆうタイトルの曲は
短いインストです
この短いインストが
良い効果を生んでいて
まるで映画のように
1枚のアルバムが纏まっています。

曲も地味ながらスタンダードな
童謡のような優しい曲が多く
20年製のギブソンの枯れた音が
本当にいい感じで
優しい雰囲気に満ちたアルバムです。

このアルバム前にジェイソンはハーモニー・コリンの
「ミスターロンリー」のサントラを作っていて
12曲目の「Don't Hold Me Close」は
ハーモニー・コリンの
奥さんがコーラスで参加しています。
5曲目の「Soul on Fire」は名曲。
またDaniel Johnstonに捧げた
18曲目のGoodnight Goodnightも泣かせます。
ずっと長い事聴き続ける事が
出来るスルメアルバム。
眠れない夜にお勧めです。
初回盤はブックレット仕様

(REISSUE盤感想)
今作もリマスターが施されています。
結構ラウドで低音が前に出てくるような仕上がり
Spiritualized史上最もシンプルな作品なので
音が太くなっている事がよく分かります。
盤もとても綺麗なエメラルドグリーンでいい感じです。

10 / (Remaster)

Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space


97年との違いは音がリマスターされています
1曲目の宇宙遊泳がエルヴィスVerになっている
Demo音源集がDisk2,Disk3に付いている事です







Disk1
(1) Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space
   (Elvis Presleyの"Can't Help Falling in Loveから
   フレーズの引用あり)
(2) Come Together
(3) I Think I'm in Love
(4) All of My Thoughts
(5) Stay with Me
(6) Electricity
(7) Home of the Brave
(8) The Individual
(9) Broken Heart
(10) No God Only Religion
(11) Cool Waves
(12) Cop Shoot Cop…
(John Prineの"Sam Stone"から歌詞の引用あり)

Disk2
(1) Ladies And Gentlemen (A Cappella)
(2) Ladies And Gentlemen (Demo)
(3) Ladies And Gentlemen (Strings)
(4) Ladies And Gentlemen (Kate Telephone Call)
(5) Ladies And Gentlemen (Moles Studio Mix 7)
(6) Ladies And Gentlemen (Original OratoneIdeas)
(7) Ladies And Gentlemen (A Cappella w/ Lead Vocal)
(8) Come Together (Instrumental Demo)
(9) Come Together (Demo In Lower Key)
(10) I Think I'm In Love (Original Demo Idea)
(11) I Think I'm In Love (Demo)
(12) I Think I'm In Love (Drums/Wah)
(13) I Think I'm In Love (A Cappella)
(14) I Think I'm In Love (Vocal Demo Jan 96)
(15) I Think I'm In Love (Gospel Choir Session)
(16) All Of My Thoughts (Demo)
(17) All Of My Thoughts (Strings)
(18) Rocket Shaped Song

Disk3
(1) Electricity (Demo) (A Cappella)
(2) Electricity (January 1996)
(3) Electricity (June 1996)
(4) Home of the Brave (Demo)
(5) Home of the Brave (Panned Vocal)
(6) Beautiful Happiness
(7) Broken Heart (Demo)
(8) Broken Heart (Strings)
(9) Broken Heart (Vocal Harmony/Angel Corpus Christi)
(10) Broken Heart (Early Vocal)
(11) No God Only Religion (Demo)
(12) No God Only Religion (Horns)
(13) Cool Waves (Demo)
(14) Cool Waves (String Session Mix)
(15) Cop Shoot Cop… (Demo)
(16) Cop Shoot Cop… (Dr. John The National Anthem)
(17) Cop Shoot Cop… (String Session Mix)

97年の3rdアルバム
「 Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space」に
Demo音源のボーナスディスクを
2枚付けて再発したアルバム。
(通常盤はボーナスディスク無しの1枚組)

本編はリマスターされており
リマスターは音圧を上げるパターンが多いけど
このリマスターはそれぞれの楽器の音が
よりはっきり分かるようになっていて
素晴らしいです
ボーナスディスクはDemo音源ながらも
色々サイケデリックな
エフェクトが沢山かけてあり
面白く興味深い内容です。

宇宙遊泳はモダンサイケデリアな作風だけど
2ndのPure Phaseのような
アイディアのバージョンもあったんだと
新たな発見も
Demo音源を聴いてると
ジェイソンの曲の作り方として
ギターやピアノ等の楽器を使って
弾き語りのスタイルで曲を作るのでは無く
色々な楽器の音を
部品のように足していきながら
曲を作っているように思えます。

Disk2の18とDisk3の6は未発表曲
インストナンバーで単音がループする
Pure Phaseの延長のような作品。
Demo音源の中では
最初の Ladies and Gentlemen 〜のDemo達と
Disk3の14のCool Waves (String Session Mix)が
本編に劣らない程、素晴らしいです。
通販限定版は97年の宇宙遊泳と同じ
12枚のCDを薬箱に封入したタブレット仕様


12 / (7th)

Sweet Heart Sweet Light






(1) Huh(Intro)
(2) Hey Jane
(サビのSweetHeartSweetLightの歌詞は
The Velvet UnderGroundの
White Light / White Heatのオマージュ?)
(3) Little Girl
(4) Get What You Deserve
(5) Too Late
(Marianne Faithfullの為に作られた曲らしい)
(6) Headin' for the Top Now
(7) Freedom
(8) I Am What I Am
(Dr Johnと共作)
(9) Mary
(多分 CANの
Mary, Mary So Contraryのオマージュ)
(10) Life Is a Problem
(11) So Long You Pretty Thing
国内盤ボーナストラック
(12) True love will you find in the end
(Daniel JohnStonのカバー)
(13) Huh(Outro)

個人的にSpiritualizedの最高傑作。
全曲名曲、サイケ、ゴスペル、ノイズ、ガレージ
ロックンロール、今までのSpiritualizedの全てが
詰まっていると思います。

また参加しているアーティストも
ニューオリンズのDr john(曲の提供)
フリージャズのエヴァン・パーカーと
今までSpiritualizedに関わってきた
ミュージシャンが沢山参加しています。
2曲目のHey Janeは9分位ある曲ですが
サラッと聴けて、何度聴いても飽きません
ドライブに最適な最高のロックンロールです。
色々なタイプの曲がありますが、
アルバム全体のバランスは凄くまとまっています。

「音楽に恩返しをするつもりで作った」と
語っていた事もあり
様々なバンドのオマージュが
感じられるのも嬉しいです
さらに「このアルバムは、モダンラバーズや
アレックス・チルドレンのような
忘れ去られた名盤を
意識して作った」との言葉を意識しながら
最後の「So Long You Pretty Thing」を
聴くと泣けますね

音楽への愛情に満ちた曲です。
歌詞カードのクレジットの
最後にはこんな言葉で締められています


「Play Loud and Drive Fast」


18 / (8th)

And Nothing hurts








(1) A Perfect Miracle
(2) I’m Your Man
(3) Here It Comes (The Road) Let's Go
(4) Let's Dance
(5) On The Sunshine
(6) Damaged
(7) The Morning After
(8) The Prize
(9) Sail On Through

前作を聴いた時
これ以上のアルバムは無理だと思ったけど
やってくれましたよジェイソンは
これぞ完璧なアルバム

予算の都合、ラップトップを使って1人で
作成する羽目になった訳ですが
1人で打ち込んで作ったとは全く思えない出来
レコードを回すと出てくるのは
広がりがあり、包み込むような優しさに溢れた音
多幸感しか無い泣ける音

このアルバム、最初から1人で制作しようと
取り掛かった訳では無く
Killing jokeのyouthや
Spring Heel JackのJohn Coxson等
最初は外部のプロデューサーに
依頼していたのですが
納得いく出来にならず
結局セルフでプロデュースしてます。
ジェイソンも
これで最後のレコードになるかも知れないと
言ってしまう程、難産だった作品。

サイケな部分、スペイシーな部分も
ふんだんにありますが
メロディアスでパーソナル
より純粋な音楽に向かっている事を感じる作品です
後半の<8>、<9>曲目は凄まじい名曲で
ノイジーなギターが
より感動を引き立てています。
全曲名曲、何度聴いても飽きない
非の打ち所がない完璧な音楽です。

22 / (9th)

Everything Was Beautiful










(1) Always Together With You
(2) Best Thing You Never Had (The D Song)
(3) Let It Bleed (For Iggy)
(4) Crazy
(5) The Mainline Song
(6) The A Song (Laid In Your Arms)
(7) I'm Coming Home Again

前作(And Nothing hurts)リリース時のインタビューで
ラストアルバムになるかも知れないとの発言があったので
少し心配していましたが、またも前作より
素晴らしいアルバムを届けてくれました。

元々前作と合わせて1枚のアルバム
『Everything Was Beautiful And Nothing hurts』
として構想していたのですが
レコーディングが難航して
別々のアルバムに分かれたらしいです。
タイトルはKurt Vonnegutの小説から

殆どの曲がライブや別のアレンジで発表済になり、
以下のようになっています。

1.Always Together With You (Always Forgetting With Youの
タイトルでコンピアルバム[The Space Project]に提供)
2.Best Thing You Never Had
(D Songのタイトルで2013年からライブで演奏)
4.Crazy (Out of My Mindのタイトルでカントリーシンガー
Nikki Laneがリリース。
近々ジョイントライブが予定されているとか)
5.The Mainline Song
(KenzoのファッションショーにBGMとして提供、
当時はタイトルは無かったと思います)
6.The A Song (Laid In Your Arms)
(A Songのタイトルで2013年からライブで演奏)
3曲目、7曲目は新曲かと思われます。
3曲目のLet It BleedはIggy & Stoogesのライブで
Open Up And Bleedが聴けた事に感動した事が
きっかけでIggyに捧げています。

前作と違う所としては、
今作は30名以上のミュージシャンが参加し
PCを使った制作では無く、
スタジオの生楽器で録音されている事
バンド史上最もライブなアルバムの謳い文句の通り
生々しい音になっております。
またPure phaseの頃と同じく2つの音源を
Mixして作成した楽曲もあり
Spiritualizedにしか出せないスペイシーな
サイケデリックサウンドが復活している事も嬉しい。

トータルタイムが44分しかない為、
永遠とリピートしてしまいますw
暫くはこのアルバムを聴き続ける事になりそう。
本当、このクオリティをキープし続けている事は
驚異的だと思います。





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