前作(And Nothing hurts)リリース時のインタビューで
ラストアルバムになるかも知れないとの発言があったので
少し心配していましたが、またも前作より
素晴らしいアルバムを届けてくれました。
元々前作と合わせて1枚のアルバム
『Everything Was Beautiful And Nothing hurts』
として構想していたのですが
レコーディングが難航して
別々のアルバムに分かれたらしいです。
タイトルはKurt Vonnegutの小説から
殆どの曲がライブや別のアレンジで発表済になり、
以下のようになっています。
1.Always Together With You (Always Forgetting With Youの
タイトルでコンピアルバム[The Space Project]に提供)
2.Best Thing You Never Had
(D Songのタイトルで2013年からライブで演奏)
4.Crazy (Out of My Mindのタイトルでカントリーシンガー
Nikki Laneがリリース。
近々ジョイントライブが予定されているとか)
5.The Mainline Song
(KenzoのファッションショーにBGMとして提供、
当時はタイトルは無かったと思います)
6.The A Song (Laid In Your Arms)
(A Songのタイトルで2013年からライブで演奏)
3曲目、7曲目は新曲かと思われます。
3曲目のLet It BleedはIggy & Stoogesのライブで
Open Up And Bleedが聴けた事に感動した事が
きっかけでIggyに捧げています。
前作と違う所としては、
今作は30名以上のミュージシャンが参加し
PCを使った制作では無く、
スタジオの生楽器で録音されている事
バンド史上最もライブなアルバムの謳い文句の通り
生々しい音になっております。
またPure phaseの頃と同じく2つの音源を
Mixして作成した楽曲もあり
Spiritualizedにしか出せないスペイシーな
サイケデリックサウンドが復活している事も嬉しい。
トータルタイムが44分しかない為、
永遠とリピートしてしまいますw
暫くはこのアルバムを聴き続ける事になりそう。
本当、このクオリティをキープし続けている事は
驚異的だと思います。
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